第5回復興デザイン会議全国大会を、2023年12月6日(水)から10日(日)にかけて開催いたします。
今年度は、横浜市立大学で現地・オンラインのハイブリッド開催といたします。横浜市立大学内で開催する審査会・講演等をオンラインで配信し、一部希望する参加者と講演者には現地で参加していただく予定です。参加申し込み時にオンライン参加/現地参加の希望をご記入ください。
概要:「災間を生きる都市」というテーマで,第5回復興デザイン会議全国大会を横浜で開催いたします.
数年・数十年おきに起こる豪雨/土砂災害,数十・百年おきに起こる地震災害,世界各地で起こりつづける戦災,繰り返し起こる災害と災害の間に都市は存在していると言えるのではないでしょうか.同時に,人々と都市は,災害・復興の記憶と今の生活の狭間で,災間を生きていると言えます.
人々の価値観も多様化する現代において,こうした災間において空間は,都市は,そして我々は何をできるのでしょうか? 本会議を通じて皆様と議論できればと思います.
開催日時:2023年12月6, 8, 9, 10日
主催:復興デザイン会議
現地会場:
横浜市立大学 金沢八景キャンパス
プログラム
12月6日(水)(オンライン)
18:30-20:00 若手・学生による復興デザイン研究発表
発表者:Barbara Matelowska, Kasun Thalgaskotuwa, 外栁 万里, 鈴木 敦己
コーディネート:渡邉萌 (東京大学)、荒木笙子 (東北大学)
12月9日(土)
9:00-9:10 開会
開会挨拶 大会実行委員長:乾久美子(横浜国立大学)
会長挨拶 復興デザイン会議会長:徳永 幸久(東京地下鉄株式会社)
9:10-11:40 U30復興デザインコンペ公開審査
審査委員長:内藤 廣 副委員長:野原 卓
審査委員:乾 久美子、岩瀬 諒子、岡部 明子、髙橋 一平、羽藤 英二
コーディネート:井本 佐保里、益子 智之
(昼休憩)
12:30-14:30 U30復興デザインコンペ最終審査
14:40-16:40 復興デザイン研究賞/復興政策・計画・設計賞 表彰式
祝辞:小川 紀一朗(アジア航測株式会社)
復興デザイン研究賞(審査委員長:原田 昇(中央大学))
復興政策・計画・設計賞(審査委員長:羽藤 英二(東京大学))
17:00-18:30 復興デザインとは何か?
内藤廣、乾久美子、五十嵐太郎、羽藤英二
コーディネート:小野 悠
懇談会 ※1時間程度・有料
乾杯 副委員長 中西 正彦(横浜市立大学)
12月10日(日)
9:30-9:35 二日目挨拶
副委員長 光田 麻乃(横浜市)
9:35-11:05 次世代が描く地域復興:中高校生による復興・事前復興の活動
宇和島東高校、大阪教育大学附属高校天王寺校舎、なみえ創成中学校、浜松工業高校、南宇和高校、八幡浜高校
コーディネート:増田慧樹
11:10-12:10 関東大震災と都市デザインー震災復興のレガシーを引き継ぐ都市づくりー
講演者:鈴木 伸治(横浜市立大学)
討議者 :光田 麻乃(横浜市)
コーディネート: 野原 卓
13:00-14:30 ローカルな視点から考える地域防災と復興デザイン: 横浜のこれから100年に向けて
稲垣 景子(横浜国立大学)、石川 永子(横浜市立大学)、秋田 典子(千葉大学)
コーディネート:井本 佐保里
14:40-15:40 Post-Disaster Urban Planning: Lessons from the UK after World War II
Dr. Catherine Flinn
コーディネート:中居 楓子、小谷 仁務/Coordinator: Fuko Nakai, Hitomu Kotani
15:50-16:30 全体討議
進行:福田大輔、野原卓、浦田淳司
16:30 閉会挨拶
來山 尚義(復建調査設計株式会社)
参加申し込み
- 参加申し込みはこちら(Google Form)からお願いします。フォーム内で、お名前・ご所属・メールアドレス・オンライン参加/現地参加の希望等をご回答ください。
- オンライン(Zoom URL)での参加方法については、後日、メールでご案内します。
- 参加費は無料です。
- 全国大会についてのお問い合わせがありましたら、こちら(Google Form)からご連絡ください。
- 本シンポジウムは、土木学会 継続教育(CPD)プログラム(12/9 JSCE23-1496: 8.0単位、12/10 JSCE23-1497: 5.9単位)に認定されております。
- 受講証が必要な方は、講演会の終了後、所見・感想をお送りいただくことになります。感想は会の終了後にこちらのフォームからお送りください。順次、CPD受講証をお送りします。
- なお,CPD登録・提出にあたっては,土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。また,他団体が運営するCPD制度に関する内容については回答いたしかねます。
また、12月8日(金)に復興デザイン見学ツアー(関東大震災から100年、横浜を巡る災間スタディツアー)を企画しております。
その他
土日は横浜市立大学金沢八景キャンパス内のコンビニ・学食は休業となります。駅周辺のコンビニや飲食店をご利用ください。
セッション詳細情報(随時更新)
10日 9:35-11:05 次世代が描く地域復興:中高校生による復興・事前復興の活動
地域に住み、次の復興を担う中学生・高校生の考える、地域の復興はどのようなものか。全国の中高校生が地域の現状と過去の復興を学び、復興・事前復興へ接続する過程を発信する。
参加校:
宇和島東高校、大阪教育大学附属高校天王寺校舎、なみえ創成中学校、浜松工業高校、南宇和高校、八幡浜高校
コーディネート:増田慧樹
10日 13:00-14:30 ローカルな視点から考える地域防災と復興デザイン: 横浜のこれから100年に向けて
横浜の過去と現在を照らし、そして東日本大震災の経験を学びながら、地域コミュニティが地域防災の中で果たしてきた役割を探究し、これからの地域防災と復興デザインについて考える。
登壇者:稲垣 景子(横浜国立大学)、石川 永子(横浜市立大学)、秋田 典子(千葉大学)
コーディネート:井本 佐保里
10日 14:40-15:40 Post-Disaster Urban Planning: Lessons from the UK after World War II
This session aims to offer a lecture on how the United Kingdom and other European cities were reconstructed after the Second World War, and to bring to the forefront discussions on how we can design future urban reconstruction.
*This session will be held in English
Speaker: Dr. Catherine Flinn
Coordinators: Hitomu Kotani, Fuko Nakai
海外の復興事例、特に英国の第二次世界大戦からの都市復興計画事例を共有し、今後の日本も含めた復興計画の展望等を議論する。
*本セッションは英語(日本語字幕)にて行われます
登壇者: Dr. Catherine Flinn
コーディネート:中居 楓子、小谷 仁務