第1回復興デザイン会議全国大会を、下記の通り2019年12月7日・8日に開催しました。
開催概要
都市は危機の中にある。今なお復興現場で格闘を続ける実践者と、災害と復興のメカニズム解明に取り組む研究者が互いに向き合うとき、何が見えてくるでしょうか?
阪神淡路大震災・中越地震・東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨などの復興現場で、研究・実践・デザイン活動にかかわる研究者・計画家・設計者が互いの取り組み成果をもとに分野を超えた議論を行うことで、次の復興に向けた知見の体系化と、来るべき災害に備えるための実践的ネットワーク構築を目指して復興デザイン会議 第一回全国大会「危機の中にある都市」を開催します。
日程:2019年12月7日(土)、8日(日)
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部1号館
プログラム(※変更の場合あり)
12月7日(土)9:00〜19:00
09:00-12:30 U-30復興デザインコンペ作品展示討論会・プレゼンテーション
審査委員長 内藤廣(建築家)
審査副委員長 宮城俊作(ランドスケープデザイナー)
審査委員 姥浦道生(復興制度研究者)、千葉学(建築家)
栃澤麻利(建築家)、羽藤英二(都市工学者)
13:30-14:30 小さな学びの復興 建築家の復興デザイン
乾久美子 「土木との協働により小さな風景を取り戻す」
日野雅司 「陸前高田市立高田東中学校の復興プロセスと建築家の役割について」
司会:千葉学
14:30-15:30 復興現場の政策論 実務家による復興デザイン 被災者住宅復興支援の効果と課題
姥浦道生 趣旨説明「住宅復興の全体像と被災者の意向変化」
菊池雅彦 「被災者支援の枠組みとその背景」
赤川俊哉 「山元町における被災者意向の把握」
15:45-16:45 U-30復興デザインコンペ公開審査会・表彰式
16:45-17:45 基調講演 「都市史と復興」 伊藤毅(建築史)
18:00-18:45 表彰式
懇親会 ※会場内にて立食形式で実施します。参加費;一般2,000円、学生500円
12月8日(日)9:00〜17:00
09:00-11:00 復興研究の萌芽 若手研究者と復興デザイン
小野悠 「2010年以降の復興研究の動向」
鈴木さち 「マルチステークホルダーによる大規模災害後の住宅復興プロセス」
佐藤嘉洋 「大規模災害時調査の無回答世帯の実態と無回答バイアス」
藤賀雅人 「終戦直後の建築・都市計画制度検討と復興」
司会:本田利器
11:00-12:00 U30復興デザイン討論会
13:00-14:00 基調講演 「海岸都市のリスク」 佐藤愼司(海岸工学)
14:00-15:00 Disaster Re-Design in Abroad ※英語セッション
大津山堅介 “Mobility, Immobility, and Trapped Populations”
益子智之 “Planning and Design for Post-Disaster Reconstruction in Italy”
Richard Martin Rinen “Mapping Flood Control Project”
司会:井本佐保里
15:15-17:00 全体フォーラム
司会:羽藤英二
参加 事前申し込み制(参加無料)
下記、申込みフォームよりお申し込みください。定員となり次第、受付を終了いたします。
申し込みフォーム
会場・受付:東京大学本郷キャンパス工学部1号館15号教室(東京都文京区本郷7−3−1)
※ポスターセッションは別会場で実施します。
主催:復興デザイン会議全国大会実行委員会
事務局:東京大学復興デザイン研究体
問い合わせ:ono.haruka[a]ace.tut.ac.jp (小野/豊橋技術科学大学)まで