災害は忘れた頃にやってくる。長い時間、地域で暮らしていれば、災害に直面することもあるでしょう。災害が一度起きれば、地域の存続そのものが左右されることになります。危機に直面した地域で、わたしたちは、身の回りの暮らし、経済、文化の問題解決を迫られることになるでしょうか。そのとき、私たちは、何を頼りに、復興のための道筋を描けばいいでしょうか。「地域のよりよい理解」を下敷にした「災害復興への備え」を考えることが今求められています。

そこで全国の高校生から、地域を災害から守るための「事前復興プラン」を募集します。

一次選考を通過したチームには、 11月27日、 28日に実施される復興デザイン会議全国大会にて発表し、 最終審査に挑んでいただきます。ぜひ一緒に地域について、私たちにできることを考えていきましょう。

開催概要

全国高校生復興デザインコンペは、「地域のよりよい理解」を下敷にした「災害復興への備え」を推進すべく、地元の高校生からアイディアを募集し、地域での実践活動へ接続していくことを目的とした大会です。

地域の地理の総合理解、地理的課題の抽出と災害シナリオの作成、事前復興計画の策定までを行っていただき、その成果を復興デザイン会議全国大会にて発表していただきます。

「事前復興」という言葉を初めて聞く高校生の皆さんも多いことでしょう。地域を分析する方法や事前復興計画の考え方について、参加者のみなさんにはSlackというコミュニケーションツールを用い，東京大学の教授や学生からアドバイスを受けながら進めてもらいます．

中間報告会でのプランのブラッシュアップを経て，一次審査を通過したチームには，11月末の第３回全国復興デザイン会議にて発表していただきます．

参加資格

全国の高等学校・高等専門学校の学生。中等教育学校の場合は後期課程の生徒（4〜6年生）。個人・グループは問いません。

最終提出物

事前復興プランをポスター・スライド・動画等にまとめたもの（中間報告会後詳細連絡）

※参加登録・中間報告後、10月末締切の予定です。

スケジュール

・2021年8月31日　　申し込み締切り

・2021年9月〜10月　中間報告会・エスキース

・2021年10月末頃　　最終提出物締め切り・一次審査

・2021年11月27日　　二次審査（最終発表）

参加申し込み

8/31までに，下記のGoogle formより参加登録をお願いします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfGYigG5UiOOln-77VajGTUwasVdNQDVFdCJN3nG5NWJJu1NQ/viewform

参考

昨年度の様子は、下記のHPを参照してください。

http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/bousai_20/

問い合わせ

koseki[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp 担当 小関、増田 　（[at] を@ に置き換えてください）