復興デザイン会議 「福島浜通りの暮らしと今」復興デザインスタディツアー 参加者募集

第6回復興デザイン会議全国大会「孤立する都市」を11月29日~12月1日に東京で行います。11月29日は「福島浜通りの暮らしと今」復興デザインスタディツアーを福島浜通り地域で開催いたします。つきましては、ツアーへのご応募をお待ちしております(学生さんの募集も大歓迎です)。詳細は、下記をご確認ください。

企画趣旨

福島浜通り地域に住んでいた多くの人々は、東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故により、広域避難を余儀なくされた。除染が進み、徐々に避難指示が解除されていく中で、居住者が少しずつ増えていき、今もその最中である。しかしながら、居住人口はいまだ少なく、公共交通やサプライチェーンなどの物理的ネットワークや、病院や商業施設といった都市機能は、依然弱く、「孤立」しているともいえる。もちろん、行政によるハード整備、民間資本による産業形成、住民によるまちづくりの取り組みなど、様々な復興デザインが続けられている。また、帰還後に新たなコミュニティも地域では芽生えつつある。
今回、この福島浜通り地域を対象に復興デザインスタディツアーを開催する。「福島浜通りの暮らしと今」を知ることで、なにがこの地域で次のステップとして必要なのか、考えたい。また、同時に、今取り組まれている各地での復興や今後起こりうる復旧・復興で、なにが求められるのか、考え、議論したい。

開催日・ツアー行程

2024年11月29日(金)
10:35 いわき駅集合(東京からはひたち3号でいわき駅に10:30着)
→車両ごとのグループでルートを設定し、ツアー開始
→15:40 「浜通り地域デザインセンターなみえ」に全グループ集合
→地域の方の話を聞く、および、各グループからツアーで感じたことについて共有
→(17時頃に浪江発)
→ 18時頃 いわき駅で解散(18:17のひたち26号に乗車し、帰京できるように解散予定)

スタディツアー内容

  • ツアー対象地は福島浜通り地域のうち、福島県南相馬市小高区から葛尾村、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町までの福島第一原子力発電所事故の影響を強く受けた地域です。
  • 「福島浜通り地域の現状について新たに分かったことは何か?」「見学した復興デザイン事例が他の災害にどう活かせるか?」をテーマに、グループに分かれ議論を行いながらスタディツアーを実施していただきます。
  • スタディツアー実施にあたり、訪問先候補の地図や福島復興の経緯などの資料を共有いたします。
  • 当日は、4グループ(1グループ6~8人程度)にわけて、ツアーを実施する予定です。グループ分けについてはこちらで決めさせていただきます。グループごとに個別車両で移動し、訪問先はそれぞれ設定します(訪問候補地は下記の地図・リストの通りです)。
  • 昼食はツアー中にグループごとに取っていただきます。昼食代は各自負担となります。
  • 浜通り地域デザインセンターなみえにて、浪江町行政区区長会会長の佐藤秀三氏、浪江町市街地整備課F-REI立地室係長の横山芳幸氏、株式会社ReFruits取締役の阿部翔太郎氏からお話を伺います。

訪問候補地:Googleマイマップ版Excelファイル版

申込み方法

  • こちら(Googleフォーム)から申し込みください(氏名、所属、役職、電話番号、メールアドレスなど)。
  • 費用は、500円を予定しております。
  • 応募締め切り:2024年11月22日(金)15時 ※募集人数に達し次第、締め切る可能性があります

問合せ先

質問などがありましたら、復興デザイン会議第6回全国大会の問い合わせフォームからご質問ください。
担当者(平松、浦田)が確認の上、返信させていただきます。

その他

本ツアーは、土木学会 継続教育(CPD)プログラムに認定されております(認定番号JSCE24-1458(5.5単位))。受講証が必要な方は、ツアー終了後、事務局からお送りします。
また、ツアー終了後、アンケート調査を行います。ご協力のほど、お願いします。

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