第5回復興デザイン研究賞(旧復興研究論文賞)募集要項(2023年度)

概要

復興をデザインするという新たな社会的課題に応えるため、災害復興および事前復興に関する研究を通じて、学術的な理論の構築、知見や技術の体系化、研究方法論の確立などに顕著な功績をなしたと認められる個人を表彰します。自然災害やNatech(自然災害に起因する産業事故)・戦争・原子力事故など、国内外の復興を扱った研究に取り組んでいる個人の自薦・他薦を問わず募集します。

賞の種類と審査対象

各賞とも個人を対象とする。なお、選定においては、上記趣旨をふまえ、学術的な完成度等に加え、復興デザイン研究への貢献を多面的に評価するものとする。復興デザインへの貢献に関しては、復興の現場との応答、実践への架橋が意識されていること、あるいは、復興デザイン研究の裾野を広げていることを高く評価する。

  • 最優秀研究賞:優秀研究賞の内、特に優れた研究業績をあげた研究者を表彰します。
  • 優秀研究賞 :復興デザインに関わる研究業績をあげた研究者、または将来性・発展性が顕著な研究を行う研究者を表彰します。
  • 奨励研究賞 :復興デザインに関わる研究業績をあげた、または将来性・発展性が顕著な研究を行う学生(注)を表彰します。
    注. 2023年9月末時点で大学又は大学院の正規課程に在籍している個人(年齢は問わない)。

受賞

最優秀研究賞は最大1名。優秀研究賞は最大4名。奨励研究賞は最大4名。

審査委員

委員長:原田昇(交通計画・中央大学教授)

副委員長:大月敏雄(建築計画)、円山琢也(交通計画)

委員:姥浦道生(復興都市計画)、小野田泰明(建築計画)、小林祐司(避難行動)、菊池雅彦(復興計画)、近藤民代(居住環境計画)、佐藤愼司(海岸計画)、田島芳満(海岸工学)、田中貴宏(都市計画)、羽藤英二(都市計画)、本田利器(地震工学)、牧紀男(防災計画)、森脇亮(環境工学) 、福田大輔(交通計画)、目黒公郎(防災計画)

審査方法

提出書類に基き、審査を行う。11月上旬頃にHP上で結果を発表する(本人にも通知)。復興デザイン全国大会当日(12/9に横浜で開催を予定)に受賞者の表彰式を実施する。

提出書類

  • 推薦書(下記よりダウンロード) ※自薦・他薦は問わない
  • 主要論文1遍:2010 年以降に国内外の学術誌に掲載された復興に関する研究論文または学位論文(修士論文、または博士論文)、報告等
  • 関連論文4編以内:主要論文に関連する研究論文、報告等(筆頭著者の論文には限らない)

応募方法

提出書類を下記問合せ先のメールアドレスに送付してください.

提出締切

2023年9月30日(土)23:59まで

提出・問合せ先

hagiwara[at]meijo-u.ac.jp (萩原拓也|名城大学)